OLDGAMERS HISTORY vol3 ロールプレイングゲーム創世記編
2014.01.13 |Category …レトロゲーム
これは1979年から1991年までのロールプレイングゲームを紹介した本なんですが、ウィザードリィ、ウルティマ、さらにその前のAKALABETHから始まり、いまや国民的RPGドラクエ、FFな有名どころから、スーパーモンキー、頭脳戦艦ガルまで「それってRPGか?」的なゲームまで(頭脳戦艦ガルはメーカーが堂々とスクロールRPGと謳っていた)を網羅した本。RPGファンにはぜひ手にとって欲しい本である。
中身はほとんどカラーでプレイ画像と説明文で非常にわかりやすい。そして、この本の面白いところはメーカー側の話も盛り込んでいるところが面白いですね。(一般ユーザーは知らない話が語られているのがいいですね。)私がこの話で一番びっくりしたのは初代ファイナルファンタジーは、「これがダメなら終わり。ファミコン事業からの撤退、最後の賭け。そんな思いで作られたのが初代ファイナルファンタジーだった」ということ。初代FFがそれなりにヒットしたから、2、3と続いていったのだが、何らかの理由で初代FFの売り上げがこけていた場合、それ以降のFFはおろか、スクェアという会社自体も今現在まで存在していなかったかもしれない・・・というような話は面白いですね。
巻末6ページにはテーブルトークRPGとゲームブックに関する記事も。この記事によると、ドルアーガの塔のゲームブックは出来がいいらしい。
とまあ、こんな感じでRPG好きなら持ってていい一冊かも。面白かった。
●Thanks Comments
ファイナルファンタジーの逸話
は聞いた事があります。
ドラクエ1に触発されてRPGというジャンルにかけてみたそうな。
まあ、グラフィック・音楽以外はなかなかに残念な仕上がりでしたが…(^_^;)
お金が無さすぎてデバッグもマトモにできなかったそうですし。
ドルアーガ面白すぎですよ
どーもー、ゲームブックの話題になると出てくるうぐいです。
あ、今年の初書き込みですね、遅ればせながら、そしてあらためて今年もよろしくお願いいたします。
さてさて、この本の存在は知りませんでしたが、ぜひ読んでみたいですね。
実に興味深い内容・・・
でも、その頃はいっさいがっさいゲーム機器関連は禁じられていた私は、こっそり本=ゲームブックを買って楽しんでいたのですが、おそらく何十冊も読んだ中で「ドルアーガ三部作」は最高の出来です。
語りだすと行数が足りなくなるからアレですけど、何かのカタチで復活しないかしら。
一応本としては絶版でしたが、創土社という熱い会社が近年復刊してくれました。
今確認のために見に行ったらなんとアプリでゲームブックが!知らなかった!!
ドルアーガはないようですけど、そんな時代なんですねぇ・・・・
これが最後かもしれないー!っと思ったら14まで続いた
>めいさん
>お金が無さすぎてデバッグもマトモにできなかったそうですし
の割にはそんなに致命的なバグもなかったですよね?やはりなかなか優秀なプログラマーのようです。本では天才プログラマーみたいな感じで書かれていたなぁ。(ちなみにメインプログラマーは外人さんらしいです。)
FFは1が一番すきかなー。まあ、ウィザードリィやらウルティマやらを取り入れているからですが(;´▽`A``
ドルアーガファンなら即買いですね
>うぐいさん
アマゾンで見てみると、一冊1200~1500円くらいで買えるようですね。ゲームブックとしてはなかなか高めの値段ですが、ゲームブック最高峰といわれると買ってみたくなりますね。私はそんなにドルアーガファンではないのですが、ドルアーガファンなら即買いでしょうね。私の好きなウルティマ3のゲームブックを超えるとなると・・・興味あるなぁ。
そういえばウルティマ1,2,4のゲームブック買ったけど、まだ読んでないや(笑)すっかり忘れてた(;´▽`A``